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わらびシニアパソコンクラブ 勉強会 資料
このホームページは、わらびシニアパソコンクラブの勉強会のためのものです。



今月の内容 〜 2012年1月 〜

★質問について

掲示板からとっても良い質問がありましたので、是非是非、皆様で確認が出来ればと思い、使わせて頂きました。
パソコンを使える人からすると、あまり気にならない事ですが、それでも疑問に思ってくると、「???」となります。
私もいつでもそうです。


でも、こんな質問が沢山あるのが、勉強にもなりますし、「頑張っちゃうぞ〜!」という意気込みもモリモリ出てきます。
ということで、1つずつ解決していきますね。



Q1.デスクトップにショートカットアイコンをいっぱい出している人がいます。
   インターネット・ドキュメント・ピクチャー・ワート・エクセルこれっていいんですか?
   スタートボタンを押すと同じアイコンが表示されます。それってどちらか無駄ではありませんか




A1.2つの質問がありますね。1つ目は、デスクトップに沢山のショートカットを出しているのは、、、、NG!です。
   2つ目は、基本的にスタートボタンのアイコンは必須です。デスクトップの方が
「なくても、いいかも」です。






簡単に答えるとこんな感じです。
では、理由ですね。。。。。。。。。


「ショートカット」について。
まず、ショートカットとは何かをちょっと調べてみましょう。いろいろな本やネットで検索すると出てくると思います。


  ショートカットとは・・・別ファイルへの参照として機能する、実体のないファイルやアイコンのこと
               (IT用語辞典 e-Worksより)


はい、本当にこの通りです。
一番注目したいのは、「実体のないファイルやアイコン」というところです。
ショートカットはあくまでも「ファイへの参照(道のり)」が記憶されているので、「実体」では、ありません。
ですので、これがなくなったからといって、「本体」には何も「影響がない」というところがポイントです。


ということは、「なくてもいいファイルやアイコン」ということです。


ただ、これがあると便利です。長い道のりを短い道のりで「ショートカット!」出来るからです。
(語源はこの部分がもとですよ)


では、何でもかんでもショートカットを作っておくのが便利かというと、ありすぎると分からなくなりますよね〜
ほら、電話の短縮ボタンと一緒です。「○○ちゃんの携帯電話の短縮番号、何番だっけ?」となる感じです。
ですので、ほどほどがいいですよ。本当に頻繁に使うものを多くても10個くらいにしておいた方が良いかもです。


「えーでも、ちゃんとわかるから、全部使うものはアイコンを作りたいわ〜」という方。


気持ちは何となくわかるのですが、やりすぎると今度はパソコンに負担をかけてしまいます。
どこが?というと画像を表示するのにです。


ちょっと話は違うのですが、Wordをつかって大きな写真を挿入して、その写真を移動したりすると途中で画面が止まった感じになったり、写真が一瞬見えなくなって、急に表示されたりした経験はないですか?
これは、パソコンが一生懸命写真の画像を移動中も表示しようと頑張るあまり、自分の能力以上の動きになってしまって、「つかれちゃった・・・ちょっと表示できないかも・・・」という状態になったからです。
ですので、写真の動きを止めたりするとしばらくたってから表示されます。
この現象は、写真だからではなく、「画像だから」と思ってください。



パソコンは、「画像処理(表示)」をするのにたくさんの処理をします。この処理はパソコンの性能とイコールです。
性能の良い(高い)パソコンを使っていれば、処理が早く、表示もいくらでもできます。
しかし、性能が悪い(低い)パソコンでは、やはり表示が遅くなってしまいます。


で、話を戻しますが・・・・・・・・たとえ小さなファイルのアイコンでも1つの「画像」です。
小さい画像を少し表示するのと、沢山表示するのでは、パソコンにかける負担も変わります。もちろん、この理屈からすれば、画像が少なければ少ないほど、パソコンには良いのです。


ということで、結論としては、

ショートカットをデスクトップに並べるのは、ほどほどに・・・・・でした。



じゃー、デスクトップにないのは、どうするの?というと、これが2つ目の答え。「スタートボタンから起動して下さい」ということです。
ですので、無駄なのは「デスクトップのショートカット」の方になります。


以上、こんな感じですが、、、どうでしょうか?









Q2.スタートボタンを押すとプログラムが表示されますが中ほどに薄い線がありますね、
   あれはなんの区切りなんでしょう。




A2.区切り線には名称がないのですが、意味があります。
   これは、スタートメニューに常に表示するアイコンが区切りより上になります。
   区切り線より下は、最近つかったことのあるプログラムが表示され、使っていないと、そのうち消えてしまします。







で、この区切り線。実はWindows7から規定値ではなくなっています。
(ちょっと比較で下の画像を見てみて下さい。)
      
  Windows XP        Windows Vista      Windows7

何となくしか使っていないのですが、「使いにくいな〜」と思いながら使っていました。なぜならば、Windows Vistaまでは、あの区切り線があり、その部分に「Internet Explorer」と「メールソフト」が表示されていたからです。特に「Internet Explorer」はあると便利なんですよね〜。


更に、この区切り線の上に表示させるプログラムの個数も増やしたり減らしたりできます。(Windows7でも)
やり方はとっても簡単。二通りあります。


1つは、表示させたいアイコンで右クリック、「スタートメニューに表示させる」をクリックです。

  


もう1つは、表示させたいアイコンを区切り線より上にドラッグ〜する方法。ただ、こちらの方法は、結構難しい。
ドラッグに慣れてないと変な所に入っちゃいます。ので、右クリックをお勧めしますね。



以上、こんな感じですが、、、どうでしょうか?









Q3.スタートボタンを右クリックして、「タスクバーとスタートメニューのプロパティ」の
   ダイアログボックスのスタートメニューのカスタマイズの内容のチェックをどこにつけたら良いか
   よくわかりません。どのようにチェックを入れたら効率的かおしえてください。




A3.んー、この部分は、基本的に「規定値のまま」が良いと思います。
   ただ、1つだけ。私は授業の時に困ることがあるので、ちょこちょこ・・・と設定を変えることもあります。
   「マウスポインターを置いたときにサムメニューを開く」のチェックを外すです。







マウスが初めての方と授業をする時にこの部分が結構ネックになります。マウスを合わせただけで、クリックもしないのに、メニューが変わってしまうので。初めての方にはビックリですよね。
一番困る個所は「すべてのプログラム」と「前に戻る」です。この部分がちゃんと出来ないと永遠堂々巡りになることがあります。生徒様も困るし、私も困る。マウスに慣れてしまえば、なんてことはない事なのですが、慣れるまでは解除しておいた方が無難かもしれません。



以上、こんな感じですが、、、どうでしょうか?









Q4.プログラムとファイルの検索。
   XPでは外付けのディスクも検索支持するところがあって便利でした。
   Vista・セブンは外付けのファイルを検索する方法はどこにありますか。



A4.Vista、7では、検索方法がだいぶ変わりましたね。以前は「検索用のメニュー」のようなものがありましたが、
   Vista、7ではフォルダで検索しちゃいます!というか、調べたいフォルダの場所をコンピュータで開いておいて、
   その状態で画面右上の検索ボックスにキーワードを入力する感じです。


  




以上、こんな感じですが、、、どうでしょうか?








いろいろ質問があり、大変うれしいです。ちょっとドキッとする内容もありましたが、(自分があってるかどうか調べながら書きましたよ)だいたい大枠大丈夫だと思います。
生徒様からの質問、沢山答えてあげて下さいね。







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